2020年3月8日 05:18共同通信社

 山梨県は7日、県内在住の20代の男性会社員が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。県内の感染確認は2人目。入院先の山梨大病院によると、髄膜炎を発症して意識障害があり、重症という。会見した山梨大の島田真路学長は「新型コロナウイルスで髄膜炎を発症している例は国内ではない。極めて重要な症例だ」としている。

県によると、男性は2月27日に38.5度の発熱があり、翌28日と3月2日に医療機関を受診。6日に救急搬送された山梨大病院に入院し、7日に陽性が判明した。1人暮らしで、発熱以降は出勤していない。

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