中国武漢市の眼科医、相次ぎ死亡 新型コロナによる肺炎で

2020年3月9日 20:23共同通信社

 【北京共同】中国湖北省武漢市で9日、「武漢市中心医院」の眼科医の男性が新型コロナウイルスによる肺炎で死亡した。中国メディアが伝えた。同病院では、眼科医がウイルスに感染して死亡するケースが相次いでいる。

いち早く肺炎への警鐘を鳴らした李文亮氏=2月7日に新型肺炎で死去=もこの病院の眼科医だった。同病院では今月3日にも別の眼科医が新型肺炎で死亡した。

ウイルスは結膜を通して感染することもある。中国の眼科医のグループは、結膜炎の患者の治療に当たる際は十分に予防策を取るよう呼び掛けている。

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